ビジネスゲームで人材育成・研修するならヒップスターゲート

エンタメ・小説

身近な雑学や豆知識を楽しむ

ダイエットここだけの話。~毎朝の○○習慣のススメ~

体重を減らすのは簡単そうで、なかなかできませんよね。ダイエットとなると、先ずイメージできるのは運動、食事制限、そして数々の〇〇ダイエット。そして、多くの人は「続かない」と、2~3日で放棄する道をたどります。

■ダイエットに欠かせない「体重」
あまり、世間では言われていないのですが、ダイエットが実現できる方法として、「毎朝の体重測定習慣」がダイエットの決め手になります。習慣づくりなので、始めは忘れてしまいがちですが、慣れれば、誰でも楽にダイエットできます。

■ 少々、難しい話をしますが、きっと納得してもらえると思います
■ 私はある大学病院の健診センターと、400名の人に協力を頂いて、体重測定習慣の共同研究をしました

① 毎日体重を計る人は、女性約4割弱、何と男性では約1割くらいでした
② 朝や寝る前なり、複数回測定者が2割程いました
③ 計る習慣がある人とない人では、検査値の異常数に有意な差が認められました

▼ 多くの人は、体重の測定習慣がない
▼ 体重測定習慣が、検査値の累積異常数と関連していました

■ ある企業の健康保険組合と「医療費」と「BMI(体格指数)」との関連を共同研究しました

① 「BMI」「検査値異常数の累積」「医療費」と間で、有意な相関関係が認められました
② 40~50歳代の男性は、BMI・検査値異常数・医療費が、他群と高い有意差を認めました
③ その40~50歳代の男性の医療費(歯科除く)は、全体の2/3も使われ、そのほとんどが、生活習慣病関連でした

▼ 太ってくると、検査値の累積異常数が増える
▼ 肥満の中年男性は、使う医療費が多い

■ そこで翌年、行動療法によるダイエットプログラムを40名の人に協力して頂き、実施しました

▼ 方法は、体重を計り続け記録すること、つまり「体重の測定習慣」の獲得を目標にしました

① 3か月後に、体重-5.2kg(約6%の減少率)・体脂肪率-2.6%(約-10%の減少率)・BMI-1.8kg/m2(約6%の減少率)・腹囲-5.8cm(約6%の減少率)と、驚くべき結果が得られました
② 血液検査は、生活習慣病関連のGOT・GPT・γ-GTP・TC・尿酸・HbA1c・インスリン・レプチンに、有意な改善が認められました

▼ つまりダイエットできると、BMI・検査値も好くなる
▼ ダイエット効果は、「体重」が教えてくれる
▼ 多くの人で1年後も、リバンドは認められませんでした

■ どうして、ダイエットできたか?
この40名にプログラム前後で、食行動の調査もしました。肥満学会他でも使用される、坂田式食行動調査表を用いました。食行動のズレやクセを検出するものです。開始前後で体重と食行動の変化率を分析しました。ここで、少し難しいのですが「重回帰分析」の手法をとります。

▼ どういうこと???
各カテゴリーが、ダイエットにどれだけ説明力があるかを調べるわけです。ひとつの結果(ダイエット)に、それぞれのカテゴリーがどれだけ、影響したか?(寄与率)が、わかります。わかりやすく言えば、1本の野菜ジュースの、それぞれの野菜の成分濃度を調べるわけです。

▼ 結果(ダイエット)に影響したカテゴリーが分かれば、今後そのカテゴリーに注視して、ダイエット方針に役立てることができます

・計算式は、1=αX + βx + γX + ・・・ + ε(残差という不確かさ値)

▼ 検定に掛けると・・・
R2は、決定係数と呼ぶ数字で、結果に対してどれだけ、影響しているかの数値です。そうすると、代理摂食・空腹動機・満腹感覚のカテゴリーが高い順番(濃い濃度)で、選ばれました。

① 代理摂食(R2=0.800、P=0.000)
② 満腹感覚(R2=0.699、P=0.000)
③ 空腹動機(R2=0.525、P=0.000)

④ 食べ方(R2=0.298、P=0.013)
⑤ リズム異常(R2=0.222、P=0.006)
⑥ 体質認識(R2=0.130、P=0.310)
⑦ 食事内容(R2=0.054、P=0.119)

■ つまり、ダイエットできた理由は?

▼ 分析結果から、「食に対する認識や考え」が、大きく係っていました
食事内容を変化させる努力より、10倍以上も係っていました。食事内容は、ほぼ無視でき、なんでも食べてよいのです。

■ 体重はいつ、何回、計ったら好いの?
私はある自治体の健康福祉課の協力で、次のようなプロトコールで、毎日の「体重の測定習慣」が得られるよう共同研究しました。始めの2週間は「朝・起きた時」「夕食前」「夜・寝る前」の3回。そして次の2週間は「朝・起きた時」「夜・寝る前」の2回。次の2か月間は「朝・起きた時」の1回。

得られた結果は、わかりやすく言えば、始めようと思った時から、2週間続けば、1か月間も続き、そして3か月後は、毎日の「体重の測定習慣」が獲得できることが、わかりました。

▼ ここで、重要なことは「毎朝の1回の測定習慣」をめざしたら、好いということです
taijyu-1
■ なぜ、毎朝の1回の測定習慣だけで?

朝は、その日の始まりです。朝の体重が刺激となって、「や~太ったぁ」「やりぃ減った」の思いから、「昨日は、食べ過ぎたなぁ」「昨日は、よく歩いたからなぁ」という思いが、引き起こされます。そして、「今日は、食べるのを少し控えよう」「今日は、もっと歩こう」などの、今日の健康行動を誘発します。そして、今日の健康行動の「結果」は、翌日の朝が教えてくれます。

■ 「毎朝の体重測定習慣」が、ダイエットの決め手という話でした

▼ 毎朝の「100g以上のダイエット」の幸せを、ぜひ勧めします
▼ 「塵も積もれば山となる」というダイエットを、めざしましょう
taijyu-2
▼ 体重を減じて、検査値を良好にして、すこしでも医療費の削減に貢献しませんか

太田博之
Editor
ライフスタイル研究所 代表取締役
太田博之(おおた・ひろゆき)
太田博之(おおた・ひろゆき) プロフィール >
人材教育・研修お役立ち資料無料ダウンロード
スキルをステップアップさせるセミナー情報

PAGE TOP